キッチンは幅で固定資産税が決まる。2型やアイランドも同じ

キッチンは幅で固定資産税が決まる

キッチンは幅が広いほど固定資産税が高くなり、それは2型(Ⅱ型)やアイランドキッチン、L型やU型(コの字型)も同じです。

キッチンの幅による固定資産税の違いを解説し、I型、2型、アイランド型、L型、U型のキッチンの税額の目安をご紹介しましょう。

目次

キッチンは、幅が広いほど固定資産税が高くなる

キッチンは、I型、2型(Ⅱ型)、アイランド型、L型、U型(コの字型)を問わず幅が広いほど固定資産税が高くなります。

幅とはキッチンの間口であり、キッチンの奥行き、シンクの幅と奥行きは固定資産税に影響を与えません。

キッチンは幅が広いほど固定資産税が高くなるが、幅とはキッチンの間口を指す

システムキッチンの固定資産税は、幅が360cmであれば4,826円程度、330cmであれば4,468円程度、300cmであれば4,111円程度、270cmであれば3,753円程度、255cmであれば3,575円程度、240cmであれば3,432円程度、210cmであれば3,146円程度、180cmであれば2,860円程度が税額の目安です。

また、市街地に位置する建物に設置したシステムキッチンには、多くの場合は固定資産税に加えて都市計画税も課されます。

都市計画税とは、公共施設を新設や移設する「都市計画事業」や、公共施設を新設や移設するために必要となる土地を調達する「土地区画整理事業」の費用を賄うために市町村が徴収する税金です。

システムキッチンの都市計画税も、固定資産税と同じく幅が広いほど税額が高くなります。

システムキッチンの都市計画税は、幅が360cmであれば1,034円程度、330cmであれば957円程度、300cmであれば880円程度、270cmであれば804円程度、255cmであれば766円程度、240cmであれば735円程度、210cmであれば674円程度、180cmであれば612円程度が税額の目安です。

よって、キッチンの新調などを希望しつつ固定資産税や都市計画税を安く抑えたい場合は、幅が広すぎないものを選ぶのが良いでしょう。

システムキッチンの幅による固定資産税の違い

固定資産税 都市計画税
360cm 4,826円程度 1,034円程度
330cm 4,468円程度 957円程度
300cm 4,111円程度 880円程度
270cm 3,753円程度 804円程度
255cm 3,575円程度 766円程度
240cm 3,432円程度 735円程度
210cm 3,146円程度 674円程度
180cm 2,860円程度 612円程度

いずれの税額も戸建てに設置した直後のシステムキッチンに限り該当する

ところで、2型(Ⅱ型)キッチンは、どこの幅で固定資産税が決まるのでしょうか。

つづいて、その詳細を解説しましょう。

なお、本記事でご紹介するキッチンの固定資産税の目安は、総務省の「固定資産評価基準」という告示を基に筆者が試算したものですが、市町村によっては税額が多少異なるため留意してください。

固定資産税は市町村が徴収する地方税であり、市町村によって税率が異なるなどして税額が多少高くなったり安くなったりします。

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2型(Ⅱ型)キッチンは、どの幅で固定資産税が決まる?

2型(Ⅱ型)キッチンとは、シンクとコンロが分かれたキッチンであり、I型が2列になったキッチンを指します。

キッチンは幅が広いほど固定資産税や都市計画税が高くなりますが、2型キッチンも同じです。

では、2型キッチンは、どこの幅が広ければ固定資産税や都市計画税が高くなるのでしょうか。

2型キッチンは、2列に並んだそれぞれのキッチンの幅の合計によって固定資産税や都市計画税が決定し、合計の幅が広いほど税額が高くなります。

2型(Ⅱ型)キッチンは、2列に並んだキッチンの幅の合計が広いほど固定資産税が高くなる

たとえば、2列に並んだキッチンの幅の合計が360cmであれば固定資産税は4,826円程度、都市計画税は1,034円程度、合計5,860円程度が税額の目安です。

また、2列に並んだキッチンの幅の合計が330cmであれば固定資産税は4,468円程度、都市計画税は957円程度、合計5,425円程度が税額の目安となります。

加えて、2列に並んだキッチンの幅の合計が300cmであれば固定資産税は4,111円程度、都市計画税は880円程度、合計4,991円程度が税額の目安です。

その他の幅の固定資産税や都市計画税は、この記事の「キッチンは、幅が広いほど固定資産税が高くなる」でご紹介した税額と変わりません。

つづいて、アイランドキッチンはどこの幅で固定資産税が決まるかご紹介しましょう。

ちなみに、当サイト「固定資産税をパパッと解説」では、固定資産税が高くなる設備をご紹介する記事を公開中です。

同記事では、ユニットバスやエコキュートの固定資産税の目安などもご紹介しています。ぜひご覧ください。

お役立ち記事
固定資産税が高くなる設備とは?コレがあると支払いがツラい

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アイランドキッチンは、どの幅で固定資産税が決まる?

アイランドキッチンとは、壁に接しない「島」のように独立した部分が設けられたキッチンであり、1つのキッチンにコンロとシンクがまとめられたI型と、2つキッチンにコンロとシンクが分かれたⅡ型があります。

アイランドキッチンも例に漏れず幅が広いほど固定資産税や都市計画税が高くなりますが、どこの幅で税額が決まるのでしょうか。

その答えは、I型とⅡ型によって異なります。

I型のアイランドキッチンは1つのキッチンの幅で、Ⅱ型のアイランドキッチンは2つキッチンの幅の合計で固定資産税や都市計画税が決まります。

I型のアイランドキッチンは1つのキッチンの幅が、Ⅱ型のアイランドキッチンは2つキッチンの幅の合計が広いほど固定資産税が高くなる

L型やU型(コの字型)のキッチンの具体的な固定資産税額や都市計画税額は、この記事の「キッチンは、幅が広いほど固定資産税が高くなる」でご紹介した幅に応じた税額となります。

I型に置き換えた際の幅が360cmであれば固定資産税は4,826円程度、都市計画税は1,034円程度、合計5,860円程度が税額の目安になるといった具合です。

I型に置き換えた際の幅が330cmであれば固定資産税は4,468円程度、都市計画税は957円程度、合計5,425円程度が税額の目安となります。

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L型やU型(コの字型)キッチンは、どの幅で固定資産税が決まる?

L型のキッチンとはアルファベットの「L」の形をしたキッチンであり、U型のキッチンとはカタカナの「コ」の形をしたキッチンです。

L型とU型のキッチンも例に漏れず幅が広いほど固定資産税や都市計画税が高くなりますが、その幅は、I型に置き換えた際の幅となります。

L型は2つのI型で、U型は3つのI型で構成されますが、I型に置き換えた際の幅が広いほど固定資産税や都市計画税が高くなります。

L型やU型のキッチンは、I型に置き換えた際の幅が広いほど固定資産税が高くなる

そして、L型やU型(コの字型)のキッチンの具体的な固定資産税額や都市計画税額は、この記事の「キッチンは、幅が広いほど固定資産税が高くなる」でご紹介した幅に応じた額となります。

I型に置き換えた際の幅が360cmであれば固定資産税は4,826円程度、都市計画税は1,034円程度、合計5,860円程度が税額の目安になるといった具合です。

I型に置き換えた際の幅が330cmであれば固定資産税は4,468円程度、都市計画税は957円程度、合計5,425円程度が税額の目安となります。

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まとめ - 昔ながらの流し台は、固定資産税が安い

キッチンの幅による固定資産税の違いをご紹介しました。

キッチンは幅が広いほど固定資産税や都市計画税が高くなり、それは2型(Ⅱ型)やアイランドキッチン、L型やU型(コの字型)も変わりません。

幅とは間口ですが、2型(Ⅱ型)やアイランドキッチン、L型やU型(コの字型)のキッチンは、I型として並べた際の幅の合計によって税額が決定します。

新築を予定するなどして、キッチンの幅による固定資産税の違いを調べる方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってください。

ちなみに、本記事ではシステムキッチンの固定資産税や都市計画税の目安をご紹介しましたが、税額が安くなるのは、なんといっても昔ながらのステンレス張りの流し台です。

ステンレス張りの流し台も幅によって固定資産税や都市計画税が決定しますが、以下のようにシステムキッチンより大幅に税額が安くなります。

ステンレス張りの流し台の固定資産税の目安

固定資産税 都市計画税
240cm 804円程度 172円程度
210cm 746円程度 160円程度
180cm 689円程度 147円程度
150cm 632円程度 135円程度
120cm 574円程度 123円程度
105cm 545円程度 116円程度
90cm 517円程度 110円程度

いずれの税額も戸建てに設置した直後のステンレス張りの流し台に限り該当する

よって、キッチンの新調などを希望しつつ固定資産税を安く抑えたい場合は、ステンレス張りの流し台がお勧めですが、せっかくですからシステムキッチンを導入したいものですね。

本記事の内容が、皆様に役立てば幸いです。失礼いたします。

記事公開日:2025年8月

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