洗面台の固定資産税はこれで安くなる!

洗面台の固定資産税はこれで安くなる!裏技級の節税方法を解説

洗面台は間口が広いほど固定資産税が高くなるため、幅が狭いタイプを選べば税額を安くできます。

また、大工さんに依頼して洗面台を造作してもらうことでも、固定資産税を安くすることが可能です。

洗面台の固定資産税の目安と、税額を安くする方法を解説しましょう。

目次

洗面台の固定資産税は、間口を狭くすれば安くなる

洗面台は、間口を狭くすれば固定資産税を安くできます。

ここでいう洗面台とは、照明や鏡、棚などが付いている「洗面化粧台」などと呼ばれる洗面台です。

洗面台は間口が狭いほど固定資産税が安くなり、60cmは671円程度、75cmは746円程度、90cmは820円程度、100cmは895円程度、120cmは1,044円程度が目安です。

また、市街地に位置する建物に設置した洗面台には、多くの場合は都市計画税も課されることとなります。

洗面台の都市計画税も間口が狭いほど税額が安くなり、60cmは143円程度、75cmは159円程度、90cmは175円程度、100cmは191円程度、120cmは223円程度が目安です。

洗面台の固定資産税の目安

間口 固定資産税 都市計画税
60cm 671円程度 143円程度
75cm 746円程度 159円程度
90cm 820円程度 175円程度
90cm 820円程度 175円程度
100cm 895円程度 191円程度
120cm 1,044円程度 223円程度

いずれも設置後間もない洗面台の税額の目安

このように洗面台は間口が狭いほど固定資産税が安くなるため、間口が狭いタイプを選べば節税できます。

また、洗面台ではなく洗面器だけを設置すれば、固定資産税をさらに安くできます。

つづいて、洗面器の固定資産税の目安をご紹介しましょう。

なお、洗面台は間口が狭いほど固定資産税が安くなりますが、間口とは埋め込まれている洗面器の幅ではなく、洗面台そのものの幅を指すため留意してください。

Yahoo!知恵袋で「洗面台はサイズによって固定資産税が違うと聞くが、どこのサイズを指すのか?洗面器のサイズか?それとも洗面台そのもののサイズか?」との質問をする方がいらっしゃいますが、洗面台そのもののサイズを指します。

洗面台の固定資産税は間口が広いほど税額が高くなるが、間口とは洗面台そのものの幅を指す

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洗面器だけにすれば、固定資産税はほとんどかからない

洗面台は幅が狭いタイプを選ぶことにより固定資産税が安くなりますが、洗面器だけを設置すれば、さらに税額は安くなります。

ここでいう洗面器とは、洗面ボウルなどと呼ばれる手洗い所を指します。

洗面台の固定資産税は幅が狭くとも671円程度ですが、洗面器の固定資産税は大きさを問わず523円程度です。

また、洗面台の都市計画税は幅が狭くとも143円程度ですが、洗面器の都市計画税は大きさを問わず112円程度となります。

さらに、奥行きが20cmなど極めて小さい洗面器を設置した場合は、市町村によっては固定資産税が523円の70%程度まで、都市計画税は112円の70%まで税額が安くなります。

洗面台の固定資産税は、洗面器のみにすれば税額が大幅に安くなる

ただし、人工大理石などで作られた高額な洗面器や、極めて大きい洗面器を設置した場合は、例外となるため注意してください。

それらの洗面器を設置した場合は、固定資産税は523円の150%程度まで、都市計画税は112円の150%程度まで税額が高くなります。

固定資産税は、対象となる資産の時価を基に税額を計算し、時価が高い資産ほど税額が高くなります。

高額な洗面器や極めて大きな洗面器は、導入するために多くの費用を要します。

よって、それらの洗面器は一般的な洗面器より時価が高いとみなされ、固定資産税や都市計画税が高くなります。

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造作の洗面台は、おしゃれで固定資産税も安い

洗面器のみを設置すれば洗面台より固定資産税が安くなりますが、「それでは見た目がイマイチ」という方には、造作の洗面台がおすすめです。

造作の洗面台とは、大工さんなどに依頼しつつ作成してもらうカウンターに洗面器を埋め込んだ洗面台です。

造作の洗面台の固定資産税は、「洗面器の固定資産税」と「雑工事の固定資産税」の合計となります。

ここでいう「雑工事の固定資産税」とは、雨樋や点検口、床下収納などに一括で課される固定資産税です。

最近のほぼ全ての新築住宅には雨樋や点検口、床下収納が設けられていますが、それらの固定資産税は「雑工事」という名目でまとめて計算されます。

雑工事の固定資産税は、雨樋や点検口、床下収納の数を問わず同額です。

そして、造作した洗面台のカウンターの固定資産税は、雑工事の固定資産税に含まれることとなり、改めて計算されることはありません。

つまり、造作した洗面台のカウンターは、その建物に雨樋や点検口、床下収納が設けられているのであれば、実質「洗面器の固定資産税」のみで済むというわけです。

造作の洗面台は、おしゃれで固定資産税も安い

ただし、カウンターの下に引き出しを付けるなど、見た目も機能も洗面台となった造作の洗面台には、洗面台の固定資産税が課されるため注意してください。

固定資産税が安くなるのは、カウンターに洗面器を埋め込んだだけのシンプルな造作の洗面台に限られます。

また、ネットでは「造作した洗面台には固定資産税がかからない」との噂があるようですが、それは誤りです。

造作した洗面台には、少なくとも洗面器と同額の固定資産税が課されます。

ちなみに、雑工事の固定資産税は「その建物の建築費の60%の4%の80%の1.4%程度」が目安であり、雑工事の都市計画税は「その建物の建築費の60%の4%の80%の0.3%程度」が目安です。

たとえば、建築費が2,000万円の建物であれば「2,000万円×60%×4%×80%×1.4%=5,376円」と計算し、雑工事の固定資産税は5,376円程度となります。

同じく、建築費が2,000万円の建物であれば「2,000万円×60%×4%×80%×0.3%=1,152円」と計算し、雑工事の都市計画税は1,152円程度となります。

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固定資産税が高くなる設備に洗面台は含まれない

Googleによれば、固定資産税が高くなる設備に洗面台が含まれるか調べる方が少なからずいらっしゃるようです。

その答えは、「固定資産税が高くなる設備に洗面台は含まれない」となります。

たとえば、洗面台の近くに設置されることが多い設備にユニットバスがあります。

ユニットバスの固定資産税はサイズによって異なり、1624など1.5坪であれば5,079円程度、1616など1坪であれば4,063円程度、1216など0.75坪であれば3,657円程度が税額の目安です。

ユニットバスの都市計画税もサイズによって異なり、1624など1.5坪は1,088円程度、1616など1坪は870円程度、1216など0.75坪であれば783円程度が税額の目安となります。

これに対して、洗面台の固定資産税は幅によって税額が異なるものの高くとも671円程度、都市計画税は高くとも143円程度が税額の目安です。

つまり、洗面台の固定資産税は、決して高くはないというわけです。

なお、先にユニットバスの固定資産税と都市計画税の目安をご紹介しましたが、それは戸建てに設置した直後の税額の目安であり、設置後年数が経過したユニットバスや、マンションに設置したユニットバスには該当しないため注意してください。

ちなみに、本記事の内容は、総務省の告示「固定資産評価基準」に基づいています。

固定資産評価基準とは、市町村が建物や土地の時価を評価する方法が記された手引き書であり、総務大臣が内容を定めています。

市町村は市町村内の建物や土地の所有者に固定資産税を課しますが、その税額は、対象となる資産の時価を基に計算します。

よって、市町村は市町村内の建物や土地の時価を適正に評価しなければなりませんが、評価する際に手本とするのが固定資産評価基準です。 固定資産評価基準は、「総務省:固定資産税の概要」の下部よりご覧いただけます。

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まとめ - システムキッチンも間口を狭くすれば固定資産税が安くなる

洗面台の固定資産税の目安と、税額を安くする方法を解説しました。

洗面台は間口が狭いほど固定資産税が安くなり、60cmは671円程度、75cmは746円程度、90cmは820円程度、100cmは895円程度、120cmは1,044円程度が税額の目安です。

よって、幅が広すぎない洗面台を設置すれば、固定資産税を安くできます。

また、洗面器だけを設置することでも固定資産税を安くすることが可能です。

洗面器の固定資産税は、一部例外を除き大きさを問わず523円程度であり、間口が60cmの洗面台より税額が安くなります。

洗面器だけでは味気ないという方には、大工さんに依頼しつつカウンターに洗面器を埋め込んだ造作の洗面台がおすすめです。

造作の洗面台の固定資産税は、実質洗面器の固定資産税と同額となります。

ただし、カウンターの下に引き出しを付けるなど凝った造りにすると、その固定資産税は洗面台と同額となるため注意してください。

なお、洗面台と同じく住宅に欠かせない設備にシステムキッチンがありますが、システムキッチンの固定資産税も間口が狭いほど安くなります。

システムキッチンの固定資産税は、間口が180cmであれば1,716円程度、255cmであれば2,145円程度、300cmであれば2,466円程度が税額の目安です。

市街地に位置する建物に設置されたシステムキッチンには、多くの場合は都市計画税も課されます。

システムキッチンの都市計画税も間口が狭いほど税額が安くなり、180cmは367円程度、255cmは459円程度、300cmは528円程度が税額の目安です。

したがって、固定資産税を安く抑えたい場合は、洗面台と併せてシステムキッチンも間口が広すぎないものを選ぶのが良いでしょう。

本記事の内容が、皆様に役立てば幸いです。失礼いたします。

記事公開日:2025年7月

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